Tea Cup & Saucer
森本仁のつくる白花(しらはな)は、備前の土を灯油窯で焼成し、独自の美しい白色を引き出した彼のオリジナルの焼き締めシリーズ。彫刻を学んだ森本仁の作品は、リズムのあるモダンな造形と、土の力強さ、手取りの良いサイズやさらりとした焼き締めの質感に現代的な魅力が溢れています。
カップと茶托のセットです。茶托はお皿としてもお使いいただけます。
アーティスト:森本 仁
素材:陶(備前土・焼き締め)
サイズ:Cup φ6.5 × H5.5 cm / Saucer φ10 × H2 cm
商品番号:HMS_CS
[ NOTE ]
いくつかある中から、こちらで選んだものをお届けいたします。色むらや形の違いなど個体差がございます。これらの理由による不良品としての返品、交換はお受けできませんのであらかじめご了承くださいませ。
無釉の陶器ですが、高温で焼き締まっているため、使用後すぐに変化したり染みになるような事はありません。他の陶器同様、長期間の使用で多少茶渋等がつく事もありますが、その場合はメラミンスポンジで汚れを落としていただければある程度きれいになります。長く使っていただくことで、しっとりと肌馴染みの良くなるうつわです。
RECOMMENDED COLLECTION
岡山県備前市に生まれる。備前焼作家である父の元に育ち、東京造形大学にて彫刻を学ぶ。卒業後は豊場惺也(とよば・せいや)氏に師事し、伝統的な美濃焼を学ぶ。2003年より故郷・岡山県備前市にて作陶を開始。豊かな自然に囲まれた工房では1年~1年半に一度のペースで登り窯を焚き、窯変の美しい備前焼を制作する傍ら、同じ備前土を灯油窯で白く焼成する独自の「白花(しらはな)」シリーズを制作する。日々の暮らしに山野の花を生け、茶を嗜む丁寧な暮らしぶりには彼の生きる姿勢が現れ、その美意識は作品の端々に感じとれる。リラックスしたリズムを持つモダンな造形と、土の力強さ、手取りの良いサイズやさらりとした焼き締めの質感に、本質を模索しながらも肩肘張らない、現代的な備前焼の魅力が溢れている。