BIZEN Mug Round 03
四季の移ろい、日々の暮らしからインスピレーションを得て作陶される、森本仁の備前焼。40年以上前に作られた登り窯で、約1週間という時間をかけてじっくりと焼成される焼き物は、力強く焼き締まり、美しい窯変が自然の美を感じさせます。
現代的なインテリアにもスッと映える軽やかなシルエットが、伝統的な備前の美しさを引き立てる森本仁の作品。リズムのあるモダンな造形と、土の力強さ、手取りの良いサイズやさらりとした焼き締めの質感に現代的な魅力が溢れています。
無釉の陶器ですが、高温で焼き締まっているため、使用後すぐに変化したり染みになるような事はありません。長く使っていただくことで、しっとりと肌馴染みの良くなるうつわです。
アーティスト:森本 仁
素材:陶
サイズ:φ8 × H9.5 cm(ハンドル含まず)
商品番号:HMB_MGR03
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森本 仁
Hitoshi Morimoto | Japan|Ceramic
岡山県備前市に生まれる。備前焼作家である父の元に育ち、東京造形大学にて彫刻を学ぶ。卒業後は豊場惺也(とよば・せいや)氏に師事し、伝統的な美濃焼を学ぶ。2003年より故郷・岡山県備前市にて作陶を開始。豊かな自然に囲まれた工房では1年~1年半に一度のペースで登り窯を焚き、窯変の美しい備前焼を制作する傍ら、同じ備前土を灯油窯で白く焼成する独自の「白花(しらはな)」シリーズを制作する。日々の暮らしに山野の花を生け、茶を嗜む丁寧な暮らしぶりには彼の生きる姿勢が現れ、その美意識は作品の端々に感じとれる。リラックスしたリズムを持つモダンな造形と、土の力強さ、手取りの良いサイズやさらりとした焼き締めの質感に、本質を模索しながらも肩肘張らない、現代的な備前焼の魅力が溢れている。